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Jan 3, 2024 - 3 minute read - ノウハウ

【Windows10】起動しなくなったペイントを起動できるようにする

Windowsのペイントは、特に高機能ではないものの、例えば画像の簡単なマスキングを行う時などに手軽に使える為重宝しています。
ところが、ある時からペイントを起動しようとすると「新しいドキュメントを作成できません。」というメッセージが出て起動が出来なくなってしまいました。
新しいドキュメントを作成できません。

使えないのは不便なので、起動するよう色々実施した内容を書き残しておきます。


現状の確認

まずはスタートメニューのペイントがどこに配置されているかを確認してみます。
ペイントを右クリックし「ファイルの場所を開く」を押下します。
ファイルの場所を開く
するとExplorerで以下のパスが開かれました。

C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Accessories

開かれたExplorer内のペイントのショートカットを右クリックし「ファイルの場所を開く」を選択します。
ファイルの場所を開く

どうやらC:\Windows\system32\に配置されているようです。
mspaint.exe

このmspaint.exeを実行してみますが、最初に出たアラートが出てしまい起動しません。
新しいドキュメントを作成できません。

恐らくWindows Updateで何かしらの更新が入り、ペイントの起動が出来なくなっているようです。

解決方法

以下のディレクトリに正常に起動するmspaint.exeが存在します。

C:\Windows\SysWOW64

mspaint.exe
ということでショートカットのリンク先を変更します。

スタートメニュー

スタートメニューのペイントに「右クリック → ファイルの場所を開く」を行って開いたExplorer内のペイントのショートカットを右クリックし「プロパティ」を選択します。
今回の事例ではC:\Windows\system32\mspaint.exeです。
プロパティ
すると以下のような画面が表示されます。
プロパティ
リンク先を以下に書き換えます。

C:\Windows\SysWOW64\mspaint.exe

場合によっては以下のように管理者権限が必要とアラートが出ますが、続行を押下してください。
管理者権限

これでスタートメニューからペイントが起動できるようになります。

右クリックメニューの「編集」

画像ファイルを右クリックした時に出るメニューの「編集」も同様のメッセージが出てペイントが起動できなくなっている場合があります。
編集
その場合はレジストリエディターを編集する必要があります。
レジストリエディターの編集は、設定を誤るとアプリケーションの動作不良やWindowsの起動に影響する場合がある為、慎重に、自己責任で行ってください。

まずはレジストリエディター起動する為、Windowsキー + Rを押下し「ファイル名を指定して実行」を開きます。
ファイル名を指定して実行
以下を入力しOKを押下するとレジストリエディターが開きます。

regedit

レジストリエディターが開いたら、以下の画像の赤枠の箇所を選択し
レジストリエディター
以下を入力しEnterを押下します。

コンピューター\HKEY_CLASSES_ROOT\SystemFileAssociations\image\shell\edit\command

右クリックメニューの編集で実行されるアプリケーションの実行コマンドが表示されますが、ペイントのリンク先はスタートメニューと同じものが設定されています。
レジストリエディター
ということでリンク先を変更します。
(規定)をダブルクリックし、編集ウィンドウを表示
文字列の編集
値のデータに以下の文字列を入力しOKを押下します。

"C:\Windows\SysWOW64\mspaint.exe" "%1"

変更後は特に再起動は必要なく、画像を右クリックし編集を押下するとペイントが起動するようになっているはずです。